『色あせた街で』

           詞・曲 カイン


炎を恐れた記憶もなくして
街に明かりが灯る


「こんな街には、赤い色が似合うね」と
振り返り君が微笑む
色あせた街の中で 青い空と君の赤い色だけが
鮮やかだった

生きていると感じさせてくれた

炎を恐れた記憶もなくして
街に明かりが灯る

どうして記憶の街さえ
塗り重ねられ 消えてゆくの?
振り返れば何もなかったように
虚しさだけ吹き抜けている

いつか崩れた瓦礫のそばで
君が涙を見せた

ほんの一時ひとときの安らぎさえも
幻のごとく こぼれ落ちて…
「いつか会えるでしょう」
そんな言葉だけ残して 君は去るの?

毒を含んだ風に吹かれて
心一つ乾ききる


傷ついた翼も癒せないまま
空を見上げることさえ忘れても
めぐる季節は 人のことなど
かえりみず過ぎてゆく

いつか崩れた瓦礫のそばに
君をふと思い出して…

いつしか時は流れ
過ぎし景色もおぼろげに
それでも 君の笑う声だけは
はっきりと憶えている

濡れる瞳 飾らない言葉
一度も語りはしなかった 昔の事を

炎を恐れた記憶もなくして
街に明かりが灯る


色あせた街で

faded-town101-miku100-160.mp3 (Ver.1.0.1/Miku1.0.0/2012.02.25-2012.03.02)
160kbps,ミク ver.
faded-town101-160.mp3 (Ver.1.0.1/2012.02.25,2012.02.28)
160kbps